カニや魚の知識、活動レポートなど

久々に 「蟹のお話」 体の中には、これだけの

2008年12月09日
投稿者:谷次 賢也
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今日は、久々に蟹のお話

朝、一番の仕事は、水槽の泡とりから、始まります。

一晩明けたら、水槽は、泡だらけの状態です。 この泡にひっついているのが、泥の粒子。

獲れたての蟹ほど、泥を多く、含んでいるため、たくさん仕入れた日には、いっぺんに、水槽の水の色も真っ茶色になり、泡も、泥だらけの状態です。

この事からでも、蟹は、体内に多く、泥を含んでいることが、おわかりいただけると思います。

よって、当店では、必ず、一晩から二晩は、泥吐きを行い、体内をきれいにしてから、茹でたり、活けで、お届けしています。 この事は、魚政の蟹の美味しさへの、こだわりの一つです。

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この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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