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【松葉かに解禁まで 後3日】 松葉かにに付いてるタグについて

2010年11月03日 投稿者:谷次 賢也 コメント:(0)

 

 

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松葉かにのタグについて

 

『松葉かにのタグを信用するのは、危険です!』

 

近年、松葉かに(オス)には、すべて親指にプラスックのタグ(所属港、船名入り)が必ず付いております。

●緑色:京都府産 浅茂川港の大善かに 間人港の間人かに
●青色:兵庫県津居山港産 津居山かに
●ピンク色:兵庫県柴山港 柴山かに
●水色:兵庫県浜坂港 浜坂かに

偽装を防ぐために、数年前より、地元産のずわいかにと、輸入物、北洋物のズワイカニとの違いが、一般の人にも一目で、区別判別出来るように、オスのずわいかにのみ付けられるようになりました。

ちなみに、雌のせこ蟹は、基本的に、漁が許されているのは、この日本海側だけです。

タグの話に戻りますが、タグは、決して品質を保証している物ではありません。
私に言わせれば、単なる「産地表記」「漁獲した船名の証」です。

タグが付いている松葉かには、専門的に言うと、堅がにと呼ばれる、蟹に付いているので、それなりと言えば、それなりですが、一定の基準もありません。 単に漁師さんが堅がにと思われる蟹に付けているだけなので、その個体差は大きく、見た目は、一緒でも天と地ほどの違いもある事もあります。

中には、水かにに、近いような蟹や、死んだ蟹にも付いている事もあり、本当に千差万別です。(もちろんこのような蟹は、全体の中のごく一部で、ほとんどがそれなり以上の蟹です。)

ですから、タグが付いているからと言って、安心は、禁物なのです。

タグが付いている事は、分かりやすくて、いい事なのですが、基準が非常に曖昧なので、タグが付いているから、すべてが良い蟹ばかりでは、無いという事だけは、残念ですがご理解下さい。

こんな蟹にタグを付けなくても。。。。 本当に?。。。。の思う事は、よく目のあたりにします。
私の判断基準が厳しいのでしょうが、これは、これからの、この業界の課題でもあると思います。

 

もちろん、当店がお届けする松葉かには、どこの港でも、どこのタグの色でも、魚政の目利きにかなった、蟹の本質だけに乗っ取ってお届けさせていただいてますので、ご安心下さい! と、いう事は、いうまでも御座いません。

 

この記事を書いた人

谷次 賢也
谷次 賢也
1962年 京都府網野町(現 京丹後市)生まれ。 26歳より家業の魚政に従事し、現在に至る。 京都市内で魚屋修行の経験もあり、全国各地の魚を知る事で、改めて丹後の魚や蟹の美味しさや、土地と海の良さを再認識。 趣味は、旨い魚を買う事 売る事 食べる事。 生涯現役を目指し、日々奮闘中!