丹後の夏の逸品 丹後とり貝を生産されている所に、お邪魔してきました。
http://www.uomasa.jp/fs/uomasa/c/torigai-ike
場所は、京都府舞鶴湾
他の海域では、とり貝は、春先で、成長が止まり、それほど大きくならないようですが、ここ舞鶴湾では、何故か 7月の初旬まで、成長し、他ではお目にかかれない大きさまでなるようです。 全国の海域を探しても、この海域だけだそうです。 回りを自然豊かな山に囲まれた湾は、まさに海の要塞!
しかし、この湾内の中でも、場所が少しずれると、成長しないようです。 土壌、海流など、いろいろな要素が混ざり、丹後とり貝は、生育されます。 海の奇跡ですね!
筏です。 この筏にロープを吊して、育てていきます。 餌は、何も与えず、すべて 海の恵みだけ。 その恵みを、存分に取り入れるように、漁師さんが、丁寧に手当していきます。
筏に吊す とり貝専用のボックスです。 泥もたくさん混じっていますが、この泥も大切な養分です。
これは、とり貝の寝床になる アンスラサイトという物。 この上に、とり貝の幼貝を入れて、約一年育てます。
カゴには、いろいろな生物の付着物も。 この付着物の処理が困るようですが、これが付かないようだと、プランクトンもなく、貝も成長しないようです。 これも海の豊さの、現れです。
生産者さんの、熱意や、苦労には、頭が下がります。
筏は、10何箇所。 この近くの距離でも、生育に違いがあるようです。
見て下さい。 この立派なとり貝を!
港に水揚げされた とり貝
京都の産品ブランドとして、全国に出荷されています。
見て下さい この大きさと厚み!
お値段以上の価値と、味がありますよ!
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