9/1に解禁した底引き漁。
今回は、無理をお願いして大善丸 船長さんに、船の船上の漁模様、作業内容を撮影をお願いしました。
秋は、まず沖キス中心の漁模様。まさに沖キスを船に水揚げの最中です。
後の網は、大漁です。 いつも、こうあればいいですが!
水揚げした魚は、すばやく冷水に。
水揚げ後の手当、処置の仕方で、鮮度も全く違います。取れ立てイコール鮮度のいい魚では、ありません。 船によっては、設備(水槽や冷水器)の無い船や全く氷りも効いていない船も。
大善丸の手当は、京都府船籍の底引き船では、ひきい目なしに一番です。
もちろんこれは、蟹にも当てはまります。
設備も無く、手当の悪い魚は、どうしようもありません。
次の網上げまで、先ほど揚がった魚を大きさや、種類別で選別します。
チームワークの良さも大切ですね!
中には、のど黒の姿も。 今日は、他の港ののど黒を仕入れましたが、色目も身質も二日前に揚がった大善丸の物の方が、遙かに良かったです。
これは、マカレイです。沖キスとは、獲れる深さが違います。水深によって獲れる魚が違います。水深が違うという事は、漁場までの時間も違います。深い所に行くには、時間も油代もかかります。これも漁師さんにとって大切な駆け引きの一つです。 いつも近くでたくさん水揚げがあったら、経費も安く、時間もかからず良いのですが、こればかりは、天のみ知るということですね!
今回の協力者 大善丸 岡田船長 (これは、春撮影)
大善丸の魚や蟹を一押しする理由が分かってくれたと思います。
もちろんすべてが良いわけじゃありません。悪い物は、悪い。
決して魚や、蟹に妥協は、いたしません。厳しい目で吟味してお届けします!
次回は、蟹の時にお願いする予定です。
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