カニや魚の知識、活動レポートなど

蟹の鮮度とは。

2014年11月12日
投稿者:谷次 賢也
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店舗奥の蟹水槽です。

一日の始まりは、蟹水槽の点検から始まります。

夜の間に 水槽は、泡だらけになります。

泡の茶色に見えるのは、泥の粒子です。

蟹は、砂泥(さでん)状態の中で、生息しているため、体内に泥をたくさん含んでいるので、

先ずは、泥吐きをさせなくてはいけません。

日帰りや、獲れてからの時間の経過が少ない蟹は、たくさん含んでいるために、少し長めに吐かせます。

よくいわれる 日帰りの蟹が、鮮度の良い蟹で、特別に美味しいという事は、正直ありません。

蟹の鮮度とは、獲ってからの港に持ち帰る時間ではありません。

活きているという事が最低条件。

 

いくら日帰りや、獲ってから早く帰港しても、弱っていたり、死んでたりしてたら、鮮度が良いとはいいませんね。

私の理論でいわせてもらうと、日帰りがいいのなら、獲ったその日に食べないと鮮度が悪いという事になります(笑)

当店では、松葉ガニは、先ずは、泥吐きを確りとさせた後、茹でたり、活けで、発送させていただいております。

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この記事を書いた人

谷次 賢也
1962年生まれ。松葉ガニ専門店  京都丹後 海鮮の匠 魚政の司令塔。 こだわり派向けの良品から、簡単に食べられる加工商品も開発し、幅広く取り扱い。蟹の他にも、海産物を通じて 地域発信! プロ アマ問わず 全国の本物志向のお客様に提供しています! 趣味は、美味しい魚や蟹を食べる事(笑)

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