カニや魚の知識、活動レポートなど

東京日記 三日目 築地と、うまいもん訪問

2008年04月25日
投稿者:谷次 賢也
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東京三日目

東京に来たなら、やっぱり築地に。

築地は、これで2回目ですが、今回は、山根社長に築地一のマグロ屋 石宮さんを紹介してもらい、マグロの勉強をさせていただきました!

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朝五時前、マグロのセリ場には、数百本のマグロ。皆さん一本づつ真剣に品定めしています!

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中には、200k超える大型のマグロも。産地は、九州から勝浦。延縄船の物です。

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マグロは、日本中そして世界の各地から集まっています。

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今回目利きを教わったのは、石宮の伊原さん。肉質、脂の乗り、鮮度まで、細かくチェック!今日は 上物のマグロは、あまり良くないみたいで、仕入れないよ!の一言。  良い物は、ある時に買う。それが石宮さんのスタイルです。

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五時半。いよいよセルが開始。数カ所に分かれて活きよいよく、セリ声が響きます。セリ人さんでかけ声もかなりの違い。築地のマグロセリ 圧巻です!

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30分も経たないうちにすべてのマグロが競り落とされました。すばやく、お店へと運ばれていきます。外国のお客さんもかなりの多いです。 日本人の数倍は、います。

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写真中央は、伊原さん。セリの流れをじっと見つめているところです。

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セリもおわり、店では、築地のマグロの第一人者、石宮の野尻さん。 マグロのいろいろを教わりました。 美味しんぼの93巻のマグロのページでも紹介されている方で、マグロのスペシャリストです! ほんまにマグロを見る目つきが凄い!  こういう方とすぐにしゃべれるのも鮮魚の達人の恩恵の一つです!普通では、教えてくれないことまで、細々教えてくれます。

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高い本マグロが次々と飛ぶように売れていきます。さすが、築地!

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他の店を覗くと、のどくろの良い物が、しかし、問屋価格でk9.000円。いったい食べたら、いくらになるの?

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これが、日本一の雲丹とか! 1箱数万円ですよ! 

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鮮魚市場もお邪魔しましたが、マグロ市場ほどの感動はなし。築地は、マグロが支えている感じです!

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場内も活気にあふれています。ターレの数が凄い!事故が無いのが不思議な位!

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帰りは、場外のお寿司屋さんで、朝ご飯と朝の一本!

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そして、昼からいつもお世話になっているうまいもんドットコムさんの事務所にお邪魔しました。社長の萩原さんは、昨日まで秋田まで出張で、その日も忙しくゆっくりお話も出来ませんでした。 事務所ももう少し広いかと思っていましたが、以外とこぢんまり。逆にこのスペースであれだけの注文をさばいているのにビックリです。 

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帰りは、スタッフの人と。 電話でも何回もお話していますが、もちろん顔を合わせるのは、初めて。でも、気心は知れているので、話は、スムーズでした! 次の企画もいろいろとあるみたいで、こちらの方も忙しくなりそうです!

これで、東京日記終了です。  いろいろと思っていることが出来た充実の3日間でした!!!

 

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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