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カニの旨味は、アミノ酸! あなたは、どちら派?【松葉ガニ解禁まで あと23日】

2018年10月14日
投稿者:谷次 賢也
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昨日のブログは、身の詰まり方の違いで、好みがある事をお知らせしましたが、

茹でてからの、時間の差でも、かなり好みが変わります。

カニは、茹で立てが一番甘く、美味しいように思っている方が多いですが、カニ本来の甘さは、寝かさないと出て来ません。

確かに茹で立ては、湯気も出て、臨場感もあり、熱々で 非常に美味しいです。

茹で立てをむしゃぶりながら、食べるのは、堪らない旨さで、何ともいえない至福の時間です! 私も大好きです(笑)

でも、甘さだけを比べた場合は、寝かした方に軍配が上がります。

身を落ち着かせ、冷蔵庫でしばらく寝かせると、余分な水分もなくなり、魚や肉なら、熟成という言葉になりますが、これに似たような感じで、カニ独特のうまみは、グルタミン酸やグリシンなどのアミノ酸ですが、寝かす事でアミノ酸が増してくる為です。

一晩でも充分ですが、3~4日寝かせた方が、個人的には、好みです(^^)

単体で食べると分かり難いですが、茹で立てと、寝かせた物を食べ比べれば、その差は、一目瞭然です。

機会があれば、是非、お試し下さい!

【松葉ガニ解禁まで あと23日】

この記事を書いた人

谷次 賢也
1962年生まれ。松葉ガニ専門店  京都丹後 海鮮の匠 魚政の司令塔。 こだわり派向けの良品から、簡単に食べられる加工商品も開発し、幅広く取り扱い。蟹の他にも、海産物を通じて 地域発信! プロ アマ問わず 全国の本物志向のお客様に提供しています! 趣味は、美味しい魚や蟹を食べる事(笑)

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