松葉ガニは、獲れすぎで もう獲れないとか、禁漁だとか いろいろな噂が報道されたいますが、今季は、水ガニ(脱皮し立ての未成熟のカニ)の自粛と 漁獲量の割り当て増加で、一般的に言われている 松葉ガニは、漁期終了の3月20日まで、続けられるようになり、我々業界も 先ずは一安心です。
松葉ガニ=ズワイガニのイメージですが、資源的な取り扱いは、普通 我々が使う 松葉ガニは、もちろんのこと、雌のセコ蟹や、水ガニも含まれます。
資源的には、すべて ズワイガニになり、その全ての漁獲量がTACの資源管理になります。
よって残りが 10~20%位の量しかありませんが、セコ蟹は、すでに禁漁になっており、水ガニの水揚げさえ自粛すれば、量的には、問題無いという事です。
水ガニは、昨シーズンの例を挙げれば、期間こそ、1月20日から1月28日までの約1ヶ月間でしたが、水揚げ量は、松葉ガニ呼ばれる 堅ガニの約8~10倍位の水揚げ量があり、量的には、多数を占めていた事になります。
水ガニの自粛は、来期以降 松葉ガニと成長して 戻ってくるので、今回の判断は、良い機会になると思います。
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