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【松葉ガニ 解禁まで 残り29日】 誤った情報が多すぎる! 海に仕切りは、ありません! 

2019年10月08日
投稿者:谷次 賢也
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店の店内 看板

お客さんが、いろいろと マスコミや雑誌などの 下手な情報だけで、どこのカニは、どうやら、なんやらと言うので、一目見て 分かっていただけるように作成しました。

カニは、海で生息している全く同じ物なのに、海に区切りも違いも全く無いのに、あたかも違いが有るような表現で、水揚げ港や府県で判断したりと、あまりにも誤った情報が多すぎます。

そんな所に優劣なんて有りません。 くだらない話です。

毎日 何十 何百匹と扱い、たくさん食べている私でも、タグが付いていなければ、どこの港産 どこの府県産 全く見分けはつきません(笑) もちろん味の違いなんて分かる筈もありません。 分かる人がいれば、どうやって違いを見つけるのか、教えて欲しいです(笑)

先ず 大切なのは、カニそのものの個体の良さ 鮮度(活きの良さ) そこから、管理や、茹でなら 茹での技術。

どこの港でも 良いカニもいれば、悪いカニもいます。

一概には言えませんが、ここでも さしみの法則。

3:4:3

良いカニ 3割 普通のカニ 4割 少し劣るカニ 3割

これは、基本的には、身入り具合で判断します。

また、少し難しくなりますが、例えば 良いカニの中でも そこから さしみの法則があり、細かく細かく仕分け 選別される訳です。

このブログ30連発で、真の松葉ガニの情報を理解いただければ、下手なマスコミの情報がバカバカしくなると思います(笑)

【松葉ガニ 解禁まで 残り29日】

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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