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本日の漁獲情報 3/5 手当の違いは、こんな所で!

2011年03月05日
投稿者:谷次 賢也
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今日の概況:大敷網に、久々といっていいほど、刺身物が。サワラに、ヒラマサ、鯛など、数はまだまだ少なめですが、ようやくと言った感じです。 底引き網は、魚引き。鯛に、平目の活かしが、かなりの漁です。 水深150mの所で獲れたようですが、 大善丸の手当の違いで、ほとんどが、活きた状態で持ち帰りです。 普通では、底引きの魚は、網の中で弱っていたりして、良い状態で活かす事は難しいのですが、初期の手当が良い為に、出来る技です。 これは、蟹にもいえる事です。手当の差が、味や、品質の違いです。

大敷網(定置網):さわら、さごし、ヒラマサ、鯛、カワハギなど
活け物:クエ、鯛、平目など
釣り物:なし
刺し網(カゴ漁含む):なし
覗き物:さざえ、アワビ、ナマコ
底引き網(大善丸):エテカレイ、鯛、平目、アンコーなど

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特設の水槽で

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鯛は、特にデリケート

 

 

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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