うおけんブログ
ホーム > お魚知識編 商品のご紹介 魚政トピックス > 山陰沖 日本海深海300Mの味。 蟹場の バイ貝。 

山陰沖 日本海深海300Mの味。 蟹場の バイ貝。 

2016年10月09日 投稿者:谷次 賢也 コメント:(0)

蟹と同じ所に生息している生物に バイ貝があります。

地方により呼び名が異なりますが、この辺りでは、大きく分けると 赤バイ と 白バイの二通り。

赤バイの 正式名は、 チヂミエゾボラとエゾボラモドキの二種。 白バイは、エッチュウバイ。

ここでは、赤バイのご紹介。

赤バイは、男貝とも呼ばれ、独特の風味と歯ごたえが楽しめ、主に刺身で、他には、煮たり、炒めたりと万能の食材です。

松葉ガニと同じ所に生息しているので、この赤バイにも 黒い斑点(海ヒルの卵)が付いている事があります。

蟹同様 バイ貝も 砂泥底と呼ばれる所に生息しているので、殻や身の周りには、泥が付着しています。 これがとても大切で、

この砂泥底で生息しているのが、旨さの秘密でもあります。

山陰沖の底魚の生息している場所は、日本海固有水という温度帯に、この砂泥底という土壌の良さにあります。

畑に例えるなら、良く肥えた畑。

たくさんの生物が生息している所は、餌となる生物も当たり前ですが多く、それが結果 魚、貝、蟹などにとって恵まれた環境と言えますね。

 

この丹後から 島根沖にかけて 底魚の絶好の漁場 陸棚が幅広く続いております。 山陰沖は、まさしく底魚の宝の山!ならぬ 宝の棚です。

地形、地質、海流、日本海固有水など、奇跡の組み合わせなのが、この山陰沖。

ここの所は、松葉ガニの時にもっと述べていきます。

バイ貝に話は、戻りますが、 この赤バイ貝には、ゼリー状の唾液腺と呼ばれる部位があります。

この唾液腺が厄介で食べると酒に酔ったような状態になる事もあるので、必ず 綺麗に取り除いてから食します。

ちなみに私も食べて見ましたが、見事に酔った状態になりました^^

もちろん ここさえ取り除けば大丈夫なので、ご安心下さい。

 

店頭では、このような形で販売予定。

もちろん タイミングが良ければ 生の活きた物もあります。

 

刺身は、こんな感じ。

蟹場のバイ貝 是非、機会がありましたら、お試し下さい!

 

この記事を書いた人

谷次 賢也
谷次 賢也
1962年 京都府網野町(現 京丹後市)生まれ。 26歳より家業の魚政に従事し、現在に至る。 京都市内で魚屋修行の経験もあり、全国各地の魚を知る事で、改めて丹後の魚や蟹の美味しさや、土地と海の良さを再認識。 趣味は、旨い魚を買う事 売る事 食べる事。 生涯現役を目指し、日々奮闘中!