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サワラ 小さい物から、大きな物まで!

2017年09月07日
投稿者:谷次 賢也
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サワラといっても、この時期は、いろいろな大きさの物が水揚げされています。

手にもっているのは、ヤナギと言われる まだ生まれて間もない幼魚です。

9~10月のこの頃に、東シナ海で孵化したものが対馬海流に流されて この地の定置網漁にかかります。

ヤナギ → サゴシ → サワラ  と大きさで 名前が変化し、所によって 大きさの基準がまちまちですが、 1K未満が ヤナギ 1K台が、サゴシ 2K以上が、サワラです。

 

大量に獲れた場合は、このように ダンベと呼ばれる 大型の容器に、冷水、氷タップリで、運ばれてきます。 多いときには、数10本になる事も。

今日は、珍しく 4~5Kを超える大型サイズも含めて、サワラもかなりありました。

ちょっと不思議に思い、サワラは、北から、南下の途中のようです。

サワラの生態も 不可思議な事が多いです。

詳しく知りたい人は、こちらの サワラの生態をご覧下さい。 →こちら

大型サイズも、めでたくゲット。 仕入れたサワラは、すぐに 血抜きを施し、血だらけに! でも、この処置で、大切なのです。

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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