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のどくろ(ノドグロ、のど黒、アカムツ)最盛期!

2018年09月10日
投稿者:谷次 賢也
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9月1日 底引網漁解禁後 台風の影響等で水揚げが少なかったですが、ようやくまとまって入荷するようになりました。

水揚げがあると言っても100gにも満たないサイズがほとんでで、大型サイズは少ない中、当店が仕入れるサイズは、ほとんどが200g以上の大型サイズ。

個人的には、300g以上がおすすめ。ハマチとブリでは食べた時の味、感触が違うように、のどくろも大きめがより脂が乗って旨く感じます。というか、旨いです。

小さくても大きくても 食べた時の感想を聞かれると、旨い 美味しいの一言で片づけられるので、言葉での説明は、ほんま難しいです(笑)

香住の方では、キス場のノドで売り込み中! 仕入れた箱にも書いてあり、これは良いアイディア!

のどくろは、キスがたくさん獲れる所に一緒に生息し、この脂の載ったキスを餌にしているから、他の地域より、より脂が乗っているので、キス場の、のどくろは、美味しいよという事で、売り込み中なのです。

ちなみにキスとは、本キスではなく、このニギス。 地元では、沖キス、煮キスと呼ばれて、煮付け、塩焼き フライなど 万能の魚です。

ちょっと グロイですが、これは、内臓。 お腹の中に消化途中のキスの姿が見えます。 (画像でいうと真ん中辺り) ピンク色に見えるのは、のどくろの肝。 この時期の肝は、特に良く肥えています!

一夜干しように開いた のどくろのお腹。脂パンパンです。

のどくろの柔らかい身質と キスの脂の相性が、より美味しさを増していると思うこの頃です!

獲れたて鮮魚 一夜干し 熟成一汐といろいろご用意しています。

ご用命は こちらより

 

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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