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日本海ズワイガニ特別委員会【松葉ガニ解禁まで あと34日】

2018年10月03日
投稿者:谷次 賢也
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鳥取県のHPより 画像引用

【日本海ズワイガニ特別委員会】

松葉ガニの業界の人でも、この会の存在を知っている人は少ないと思います。

これは、1府5県(石川県、福井県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県)の沖合底びき網、かにかご漁業の漁業者団体で組織し、ズワイガニ関する取り決め(解禁日、水揚げ数など)を行う所です。

ズワイガニ漁は、日本海側では富山県石川県を境に 西側と東側では、漁が行える日が違います。また北海道や、太平洋でも地域毎に違います。

もちろん ここでは、地元の松葉ガニの話を中心にお届けします。

この画像の資料は、昨年の物ですが、たまたま今年も、同じ今日 10月3日に神戸で行われていて、まだ報告は受けていませんが、ほぼ同内容で決まっていると思います。

松葉ガニの解禁日は、毎年11月6日になっていますが、正式には、この委員会で最終的に決められます。 この委員会で今年は、11月10日からといえば、11月10日になるという事です。(今さら変更してもらっても何かと困りますが^^)

上の漁期 雌(親がに)の所をみていただくと 省令つまり法律では、11月6日から翌年1月20日までとなっておりますが、この委員会の話し合いで自主規制として年内12月31日までとなっています。

他にも、漁獲制限、大きさなど、いろいろな取り決めや、自主規制が行われております。

この会合には、大善丸の船長 岡田氏も京都府の代表の一人として参加しているので、明日には、報告できる思います

詳しくは、鳥取県のHPをご覧下さい。 こちらから

【松葉ガニ解禁まで あと34日】

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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