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【松葉ガニ 解禁まで 残り26 日】 正式に 11月6日に決まりました!

2019年10月11日
投稿者:谷次 賢也
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10月7日に開催された 「日本海ズワイガニ特別委員会」で、今年も 松葉ガニは、11月6日解禁が正式に決まりました。

長年 11月6日が解禁日なので、この日が、ずっと決まっているように思ってしまいますが、正式には、この会議によって 最終決定されます。

当初は、漁獲量も かなりの制限がかかる見込みでしたが、何かしらの調査結果で、昨年同様の漁獲量の枠が確保出来、先ずは、一安心。

但し、セコ蟹が、自主規制で 一日の最大の水揚量(数)が2割ほど 少なくなっています。

これが、今季の漁獲量制限。 これ以外にも、休業日なども増やし、昨年の様な騒動には、ならない見込みです。但し、相場は、上がるかも知れませんが。 蟹が無い事を思えば、良しとします^^

(参考文献)

1 日本海ズワイガニ特別委員会(任意団体)
・石川県から島根県までの1府5県の沖合底びき網漁業、かにかご漁業の漁業者団体で組織し、ズワイガニ漁業の自主規制内容等についての取り決めを行っている。(最初の協定は昭和39年度に締結)
・省令よりも厳しく自主規制することにより資源保護を行っている。
・事務局は一般社団法人全国底曳網漁業連合会(会長理事:富岡啓二、所在地:東京都港区)。

2 松葉がに、若松葉がに、親がにについて
・松葉がに :脱皮後期間が経過し、殻が固くなり、身入りが良くずっしりと重い雄のズワイガニのこと。
・若松葉がに:脱皮後間もない雄のズワイガニのこと。殻が柔らかく、身が取り出しやすい。
・親がに :雌のズワイガニのこと

正式に決まり 解禁を待つだけとなりました。

【松葉ガニ 解禁まで 残り26 日】

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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