カニや魚の知識、活動レポートなど

新商品 カニ屋が作る ローストフィッシュ シビマグロ

2022年05月29日
投稿者:谷次 賢也
コメント:(0)

カニ屋が作る 海シーリズに 新たに ローストフィッシュが加わりました。

今回 使用する魚は、冬に水揚げされる シビマグロ。 シビマグロとは、マグロの養魚。 幼魚といっても 重さ 10~20Kほどあるので、ほぼ 天然ブリと同じ大きさなので、身は確り、脂の乗りも上々。

個人的には、大きなマグロより 冬に獲れる このシビマグロの方が好みです。

ドレッシングソースも、1袋200gの割合に一つ付属しています。

ドレッシングでもなく、ソースでもないので、ドレッシングソースと命名。

このソースが、ローストフィッシュの味を更に引き立ててくれます。

ローストビーフ丼ならぬ、ローストフィッシュ丼もお薦め。

シビマグロに塩、胡椒で味付けし 表面を焼き

スチームコンベクションで じっくり低温で加熱していきます。

シビマグロ これが更に大きくなったのが、本マグロ クロマグロと呼ばれるようになります。

マグロだから 元は、もちろん赤身。 赤身だけど 確りと脂が乗っています。

この丹後沖には、年に2度ほど 回遊してきますが、一度は、初夏。 もう一度は、1月から2月にかけての冬。

回遊魚は、水揚げの時期が大切。 見た目は一緒でも 時期により全くの別物。

使用するのは、もちろん 冬場に獲れた物 限定です。

ビーフローストと明らかな違いは、口当たり。 柔らかだけではない 魚特有の食感。 感覚的に 牛シャブと、ブリシャブの違いと言えばいいのか?

看板商品に成るかも知れない 可能性を秘めています。

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

現在コメントは受け付けておりません