カニや魚の知識、活動レポートなど

海の中は秋? 季節の変わり目は、魚を見れば分かります!

2018年08月30日
投稿者:谷次 賢也
コメント:(0)

地上は、まだまだ暑い日が続いていますが、獲れる魚を見ると 秋の気配を感じます。

画像は、サワラの幼魚 浜では、何故か ヤナギと呼び、これから秋にかけて 大量に入ります。 正確には、入るはずかな?  これが入り出すと 普通のサワラが入らなくなるので、弱り物ですが、自然には逆らえません。

基本 定置網漁で獲れる魚は、東シナ海で生まれた物が 対馬海流に乗ってやって来ます。 (上からは、千島海流で)

大概 群れでやってくるので、大きさも それなりに似たか寄ったかのサイズですが、特に今回みたいに極端に大きく異なった場合は、山が変わったとか、派が変わったとか言います。 これも 海の神秘の一つですね。

白イカも お盆頃まで獲れる大きさと全く異なります。

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

現在コメントは受け付けておりません