この辺りの松葉ガニ漁は、底引網漁ですね。
つまり 蟹の生息している海底まで網を落とし、漁をします。
その事を 網入れと言います。
雄の松葉ガニは、水深 300~400m 雌のセコ蟹は、水深 250m位まで、網を落とします。
この網入れは、海の状況が良ければ、一日10数回ほど行われます。
時間にすれば、40分から2時間程度。
この一回の網入れで 売り物になる松葉は、少ない時では、数匹。一匹も無い場合もあるとか。 多いときでも100匹位です。
一回の網入れで、2~5キロ位の距離を移動します。
大阪なら、梅田から難波位までの御堂筋を網を引く感じと思って下さい。
東京なら 銀座かな? 銀座知らないので間違えていたらごめんなさい(笑)
御堂筋に網を入れて、あの範囲で、僅か数匹とは、
昨日のブログを引用したら、御堂筋を梅田から難波まで掃除して 空き缶 10本位という事になります(笑)
陸に当てはめると、改めて蟹の貴重さをお分かりいただける筈と思います。
市場には、たくさん並ぶので、毎回たくさん獲れるように思いますが、一回の網入れでは、ごく僅かな量しか獲れないのが現実です。
尚、雌のセコ蟹は、群れの大きさが違うのか、一網で、数百から 数千匹の時もあります。
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