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松葉ガニについて その3  頼りになります!

2015年09月28日
投稿者:谷次 賢也
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当店が仕入れを行っているのは、京都府の 前浜の 網野浅茂川港 間人港の2港と、兵庫県の 津居山港、柴山港、香住港、浜坂港、諸寄港の5港です。

地理的な関係もありますが、一番大切な品質や、選別、セリの状態を考えて、上記の港しか仕入れを行っていません。

京都船籍は、ほぼ この丹後半島沖が、操業海域。兵庫県船籍は、兵庫県の前浜に加え、船籍の大きさで、京都府沖に入れる船もあり、操業海域は、京都府から、島根県沖まで、幅広い範囲で、操業しています。

操業海域の規定は、船舶の大きさや、時間など、細かい取り決めがあります。

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福井県(越前ガニ)は、漁港関係なく 県で統一し、黄色のタグ。

鳥取県も、県で統一し、白地のタグに、赤の文字で、とっとり松葉ガニが入っています。

京都府も 緑色のタグで、統一していますが、これについては、京都府の時に。

兵庫県は、

青色 津居山港

ピンク 柴山港

黄緑 香住港 (香住港は、船の大きさの違いで、緑色のタグも有り)

白色  浜坂港 諸寄港

と、漁港で、それぞれ 色が違い、最近は、各港の名前をつけて、(津居山ガニ、柴山ガニなど)と、取り扱い 販売しています。

少しの海域の違いあれど、すべて 日本海山陰海域で、獲れた蟹なので、せめて、県単位 たじま松葉ガニ?で、統一出来ないかなと、傍目では思いますが、おそらく無理とは思います。地元愛が何処も強いので、話がまとまりません^^;

当店の取り扱いは、先日のブログの書いたようにように、水揚げ量に伴い、兵庫県産の松葉ガニがベースになります。

一概には、言えませんが、 何処の港で 水揚げされた蟹でも、品質の良し悪しは、ほぼ一定の割合で、存在し、

どの港でも、身入りの良い蟹も、いれば、身入りの悪い蟹も、存在します。

港にこだわらない理由の一つとして、少ない蟹の中から、良い蟹を選び、仕入れるのは、難しいですが、多くの蟹の中から、選ぶ方が、容易で、数も求まるという簡単な理由です。

それに付け加え、台風並みの荒れ模様は、仕方ありませんが、その他の場合は、安定して水揚げがあるのが、兵庫県の港です。

海の状況を眺めると、よくもこんな模様で、蟹が獲れるもんだと思う日が、特に 12月から2月にかけては、多くあります。本当に頼りになる存在で、

兵庫県船籍の水揚げが、当店の松葉ガニの屋台骨です。

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松葉ガニは、11月6日解禁  予約開始 10月19日より受け付け開始

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この記事を書いた人

谷次 賢也
1962年生まれ。松葉ガニ専門店  京都丹後 海鮮の匠 魚政の司令塔。 こだわり派向けの良品から、簡単に食べられる加工商品も開発し、幅広く取り扱い。蟹の他にも、海産物を通じて 地域発信! プロ アマ問わず 全国の本物志向のお客様に提供しています! 趣味は、美味しい魚や蟹を食べる事(笑)

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