明けましておめでとう御座います!
本年も、魚政共々、うおけんブログも どうぞ、よろしくお願いいたします!
11月12月も、書く気満々でいましたが、忙しさについつい負けてしまい、ほとんど更新出来ず終いでした。
年明けからは、忙しいながらも、年末ほどの忙しさは、そう無い為、これまでの分も頑張って更新させていただく予定です。 あくまでも予定という事で^^
昨年末の相場は、異常な高値でした。
昨シーズン 2015年の年末は、悪天候の日も多く、水揚げも極端に少なかったので、相場が高かったのは、まだ納得できる部分もありましたが、今年は、天候も大きな冬型も無く、比較的 水揚げはあったのですが、蟹の相場の方は、思いとは裏腹に、想定を遙かに超える高い日々が続きました。
蟹の相場が高いと言うことは、仮に 1Kの蟹が普段 15000円で買える所を、20000円以上したり、同じ15000円なら、700gの大きさしかないという事です。
お寿司に例えると分かってもらいやすいと思いますが、いつもなら 1皿 10貫 2000円の
お寿司が 今日は、5貫。 10貫なら、4000円という所でしょうか。
今回は、1K以下の 500~1000g級の相場が、特にすさまじく、通常の小売値の更に上を行く相場で、本当に弱りました。
相場の高騰の要因は、いくつかありますが、
12月は、それでなくても 天候不順で 水揚げも少なくなる所に、お歳暮の需要や、年末年始の需要で、相場が上がる所に、(ロシア産の輸入の減少もあります)
私が思うに 数年前から地元の蟹を使う旅館さんが年々多くなってきている事。
一つの宿では、例えば、1週間に50匹とすると 10軒では、500匹 50軒なら2500匹の下支えの需要が増えているという事です。
これは、非常に良い事ですが、タグが付いている事もあり、他に逃れる事が出来ない為に、ちょっと水揚げが少ないと、言葉は悪いですが、目先の事しか考えない奪い合いの状態に。
そこに、北陸を初め、関西や関東の市場からの需要も、但馬の松葉ガニに一極集中し、相場を底上げして 全国の業者での、蟹争奪戦が但馬で行われた為と考えています。
但馬産の松葉ガニが、冷静な目で見て 松葉ガニ(丹後含む) 越前 北陸を含めて、スワイガニの産地の中でも、漁獲もトップで、選別 品質 手当 合わせて一番で、納得できる所はありますが、今回のように異常な相場が続くのは、困りものです。
今後も このような状態が続くのかな??
対策を考えなくては、行けませんね!
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