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水ガニ(若松葉ガニ)は、規制すべき!

2017年02月20日 投稿者:谷次 賢也 コメント:(0)

今 一部 話題になっている 水ガニ。

水ガニとは、松葉ガニの脱皮直後で、まだまだ成長途中。

正直 松葉ガニとは、言えぬ代物です。

甲羅は、柔らかく、身は、みずみずしいのが特徴。

 

身は、それなりに、充分美味しいですが、このように、カニ味噌は、黒く 水気タップリ。

松葉ガニの良さは、繊細なカニの身と、濃厚なカニ味噌のハーモニーがあってこそです。

よって 松葉ガニといえる品物ではないという事です。

何が 一番の問題と言えば、このカニが、早くて 1年 遅くても 数年後には、成熟した本来の松葉ガニになるという事です。

近年は、保護の為に、徐々に漁期も短く、今年は、1/20~2月末迄になっていますが、この期間内だけでも、数万匹が、水揚げされます。

単純な比較は、出来ませんが、 この時期の 松葉ガニの水揚げ数の、5~10倍位の匹数です。価格も 安く 松葉ガニに比べると、1/10程度。

ちなみに、京都府は、持続可能な漁業を目指し、水ガニは、数年前より 全面 禁漁しています。 当店もこれに合わせて 水ガニの通販は、取りやめました。

一番残念に思うのは、大きなサイズの水ガニなら、10年以上生き延びてきて、このような中途半端な形で、捕獲するのは、可哀想です。

少なくても 目先の収入など、いろいろとあると思いますが、現実問題として、松葉ガニは、減ってきています。

水ガニでは、生産者 水産業者 観光業者含めて、誰も救えないと思います。

今まだ資源がある内に、全面 禁漁をする時期に来ているのではないでしょうか!

と 水ガニを見れば、思うこの頃です。

 

水ガニについて 京都海洋センターのページをご覧下さい。

専門的で、ちょっと分かり難いですが、ある程度 詳しく書いています。

→  こちらより

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

谷次 賢也
谷次 賢也
1962年 京都府網野町(現 京丹後市)生まれ。 26歳より家業の魚政に従事し、現在に至る。 京都市内で魚屋修行の経験もあり、全国各地の魚を知る事で、改めて丹後の魚や蟹の美味しさや、土地と海の良さを再認識。 趣味は、旨い魚を買う事 売る事 食べる事。 生涯現役を目指し、日々奮闘中!

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