これは、都道府県別の水揚げ量の調査表です。新しい表を探していましたが、見つかりませんでした。しかし当時と数字的にはあまり変わりませんの参考にして下さい。
見ての通り、ズワイガニの水揚げ量日本一は兵庫県。すなわち但馬産です。
瀬戸内にも面していて、魚などの、統計的には、合算するわけですが、ズワイガニは、日本海側しか獲れないので、すべて但馬産となります。
兵庫、京都というより、但馬 丹後と言った方がしっくりくるので、但馬 丹後でこういう場合は表現します。
比べてもらうと分かりますが、残念ながら、丹後の水揚げは、但馬の1/15程度しかありません。
その訳は、
但馬には、津居山 柴山 香住 浜坂(諸寄港含む)で 約50隻。
丹後は、京丹後、舞鶴で、11隻。
船の数は、1/5ですが、船の大きさが全く違います。
車に例えるなら、丹後は全て軽トラック。但馬は、中型トラックと大型トラック。
軽10台と、トラック50台では、出来る仕事量に違いが出るのは、当たり前の事。
という事で、全く水揚げ量が違うわけです。
冬場の日本海は、荒れ模様の日が多く、特に12~2月かけては、小さな船では中々出港する事も出来ず、特に違いがでてきます。
もちろん漁獲量に比例して良い蟹もたくさんあります。
よって 店で扱うカニも、必然的に90%位は、但馬産になります。
但馬の船籍の存在がなければ 観光含む カニ産業は成り立ちませんね!
【松葉ガニ解禁まで あと39日】
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