これは、セコ蟹が、飛び出している訳では、ありません。ちょっと格好いい画像があったので、アップしました(笑)
茹でたセコ蟹は、このように 一匹一匹 魔法の水と呼ぶ水に浸します。
魔法の水と言っても、単なる海水ですが(笑)
その訳は、表面の灰汁や汚れを取る為に、圧をかけた流水で丁寧に洗います。
大量に茹でる為、濃厚なゆで汁は、蟹のエキスもタップリですが、その分 灰汁もあります。
水をかけると、外子にも、水がかかるので、当然その分 水くさくなるので、外子の塩分調整の為に、魔法の水に浸しているという訳です。
いろいろな大手の加工屋さんの作業風景も見学した事がありますが、普通は、大きなタンクに水を張り、そこにカゴごと入れて、数分冷やすだけで、後の処置をしていない所が多いです。
その為、外子の味にムラがあり、水くさいと感じる人が多いようです。他の店の蟹は、何故 水くさいのか、疑問に思っていましたが、見学して納得しました。
セコ蟹の味は、外子の塩加減が決め手と思っている位なので、何百 何千と、セコ蟹の期間は、毎日茹でていますが、何匹あろうと、手間暇掛かかりますが、この作業を怠る事はありません。
説明を分かりやすくしたのが、こちらです。
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