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市場により、セリ方も様々! 【松葉ガニ解禁まで あと13日】

2018年10月24日 投稿者:谷次 賢也 コメント:(0)

カニのセリ方法は、各港により、かなりというか、全く違います。

柴山港では、選別した蟹は、水槽に入れてセリにかけられます。

上の画像なら、沖大という大きさクラスの脚揃いのカニが38匹という意味。

この場合 38匹まとめて セリにかけられます。

出ボタ 二本というのは、出ボタという大きさランクのカニで、脚が2本折れているカニが 3匹という意味。 この場合は、3枚。

このように選別した蟹別に何枚であろうと、上の最も良い蟹から順に一発セリという形式で セリ落とします。ランクも100以上に分かれる事も。 一発セリは、10円でも負ければ、仕入れる事が出来ず、ほんまに駆け引きの難しいセリです。

 

 

これは、浜坂港。

タンクに海水を入れて、ランク毎(100g単位別)でセリにかけられます。

ここでは、最も良いランクのカニから、せり上げという方法。

欲しいと思えば、せり上げたらいいので、必ず買うことは出来ますが、途方もない値がつく事もしばしば。 ここでも、前後のカニを見ながらの、駆け引きが必要になる訳です。

 

津居山港では、箱に氷を引き詰め、基本 5枚毎に並べ、5枚または、10枚単位の箱単位で下のランクのカニから、せり上げで、競られます。

上からなら、下のサイズは、それより基本、高くならないですが、下から競る場合は、上の値が分からないので、これまた、難しいセリです。

そして、5枚づつなので、大きさにばらつきが有り、好きな大きさだけ仕入れられないのが難点。

丹後もそうですが、カニの品質保持の為にも、柴山、浜坂みたいに大きさ別で水槽に入れてセリにかけて欲しい所です。

丹後(間人港、浅茂川港)では、シートの上に5枚を基本に並べて、上のランクのカニから、せり上げでセリ落とします。

縦に5枚並んでいますが、その5枚毎にセリにかけられているという事です。

このように 上のランクからセリにかけられ所。下のランクからセリにかけられる所。せり上げ、一発セリ。 競る枚数など、本当に様々です。

それぞれの市場の特徴を考慮して、注文に応じて判断し発注するのが、私の大切な仕事。

どのように、してるのかは、真似されたら困るので、そこは内緒です(笑)

【松葉ガニ解禁まで あと13日】

この記事を書いた人

谷次 賢也
谷次 賢也
1962年 京都府網野町(現 京丹後市)生まれ。 26歳より家業の魚政に従事し、現在に至る。 京都市内で魚屋修行の経験もあり、全国各地の魚を知る事で、改めて丹後の魚や蟹の美味しさや、土地と海の良さを再認識。 趣味は、旨い魚を買う事 売る事 食べる事。 生涯現役を目指し、日々奮闘中!

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