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蟹を いかすも、ころすも塩次第!【松葉ガニ解禁まで あと11日】

2018年10月26日
投稿者:谷次 賢也
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解禁まで、あと11日と差し詰まってきました!

蟹の味といえば、塩味だけ。

シンプルですが、シンプルだからこそ、塩の味だけで、表現をしなくてはいけないので、そこが一番難しい所です。

塩がないと、蟹なんて水くさいだけ。 入れすぎると塩辛くて食べられない。

蟹の甘みや持ち味を引き出すには、絶対に必要な物。

なめたら、塩辛いだけなのに、食材が甘くなる美味しくなる不思議な物。

それが、塩。

店では、あと口もいいし、味に奥行きもあるので、高くても 地元産の 天然物を使います。 海水を煮詰めて煮詰めて作った物。もう30年近く使用しています。

当たり前ですが、蟹が育った母なる海の塩が、一番に合います。

蟹ゆで職人は、釜毎に 入念に 塩分計と、口で、Wチェック。

魚政の 蟹は、確りと味付けしているので、二杯酢 三杯酢は、必要ありません。

逆に 味を酢の味で殺すだけなので、付けないで欲しい。

そのままの味で、食べていただきたいです。

きっと 食べた後 丹後の海の余韻が口の中に広がりますよ!

あと 10日ほどで、食べられる(笑)

【松葉ガニ解禁まで あと11日】

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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