本日は、脚落ちと 短足について
先ずは、脚落ち。 言葉の通り、本来 カニは、10本無いと駄目なのですが、何らかの理由で、脚が1本2本と無いカニも多く水揚げされます。
同じ脚落ちでも 本数以外にもいろいろな段階がありまして、脚落ちの場所や時間経過でかなり値打ちが違います。
脚落ちが1本の場合なら、説明が難しいですが、単に脚揃いが100%の値打ちとすると、小指だけなら、90% 中指 80% 親指 70%という感じかな?
2本3本なら、更に複合されて値打ちが下がる訳です。
ちなみに 基本 市場では小指は、脚落ちにはなりませんが、うちは、小指も、脚落ち扱いしています^^ お徳用で、小指だけが無いお徳用は、めちゃ ラッキーと思ってください^^
脚落ちした時間の経過は、かさぶたを見れば分かります。
外れた所に、確りとかさぶたがある物は、脚が落ちてから数年経った物。
かさぶたが無いものは、水揚げの時に 網に揉まれてなどして、外したカニ。
かさぶたがついた物なら、茹でても大丈夫ですが、無いものは、茹でには向きません。何故なら、茹でる際は、水が中に入り、味噌が回り、商品にならない事が多いためです。
他にも、外れかけもありますし、脚落ちだけでも、実に様々。
短足とは、通常の長さより短い指。
本来なら もう少し長くなくてはいけないのですが、これは、稚ガニの段階では、脚を無くしても、そこから自生しますが、しかし、成長の差があるので、通常の長さより短いという訳です。
短足の中でも もちろん差があり、通常の長さより、ほんの少し短いもの。ついているけど、ほぼ可食部が無いものもあります。 これも長ければラッキーと思ってください。
店が扱う 松葉ガニのお徳用とは、基本 身入りが確りした この 脚落ち、短足が基本となり、だから味は変わらず、少しだけリーズナブルにお届け出来ます。
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