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【松葉ガニ 解禁まで 残り15日】 大きな物から、小さな物まで、人間と一緒の割合?

2019年10月23日
投稿者:谷次 賢也
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これは、雌のセコ蟹。 小ぶりなセコ蟹は、どれも小さく見えますが、 詳細にわけると、かなり大きさに違いがあります。

どれも 人間でいうなら成人しているカニで、最終脱皮を終えているので、これ以上大きくなる事はなく、数回の産卵を経て、寿命を迎えます。

どれもこれも 同じ大きさになる訳ではなく、ある意味 人間と一緒で、身長150の人もいれば 160 180 200cmの人もいるのと一緒です。

大方 目方(数字は、グラム数)で、150gまでが半分をしめ、それ以上 大きな物は、大きくなるにつれ 少なくなり、大きさだけの割合以上に高くなるわけです。

人間でいうと 女性なら 150~160cmの人が多いと思うので、そんな感じと理解ください。

また、よく聞かれる事が、どのサイズが良いですか?と言うことですが、これが叉 難しく 例えば、250g級のセコ蟹なら 1匹で、3000円とすると 小さなセコ蟹140g級なら500~600円として 同じ予算で5~6匹食べられる勘定になるので、確かにおおきなサイズの方が旨く感じるので、数値的に味に明確な違いはないので、何とも言えませんが、これが悩む所と思います。  目方だけなら 250g対700gが同じ価格になるのですから。

もうお客さんに判断してもらうしか無いのが実状です。 商売的には、大きなサイズをたくさん買ってもらうのが1番ですが(笑)

早く セコ蟹が食べたくなって来ましたね(笑)

 

 

これは、メージャーをおいて 長さ(幅)の違いですね。

【松葉ガニ 解禁まで 残り15日】

この記事を書いた人

谷次 賢也 京都丹後 海鮮の匠 魚政 代表
両親の背中を見て育ち、魚と共に生きることを学びました。 その暮らしの積み重ねが、今の私の原点です。 京都府北部・丹後半島で創業70年。 地元漁港から松葉ガニ(ズワイガニ)やセイコガニ(香箱ガニ)を中心に、 新鮮で確かな海の幸を全国へお届けしています。 魚政BLACKは、40年の現場経験をもとに立ち上げた魚政の最高品質ブランドです。 「一杯ごとに責任を持つ」を信条に、仕入れから加工・出荷までを一貫して担当。 ズワイガニの供給卸元として、全国の料亭・旅館、そしてご家庭へ確かな品質をお届けしています。 海と共に生き、魚と共に歩んできた時間を、 これからも「安心と信頼」というかたちで次の世代へつないでいきます。

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