台風19号の影響で、朝から荒れ模様の海。午後からは、もっと酷い状況になる見込みです。
さすがに台風並の荒れ模様では、漁をする事が出来ませんが、 そこそこ酷い荒れ模様でも カニ漁は行われます。
冬の日本海は、大なり小なりの荒れ模様の日々が続きます。特に12月から2月中旬までは、きついです。
そんな日々の中、天候の隙を見て、波が落ちれば、直ぐさま漁に向かいます。
漁が行える一つの目安として波の高さがあります。
底引網船の中でも 小型船(20トン)クラスの船は、天気予報でいう 波の高さ1~1m50cm位迄。
中型船(40~50トン)なら、2~2m50cm位迄。
大型船(70~100トン)なら、3~3m50cm位迄。
この高さが 一つの目安となります。
この波の高さ位なら漁が行われている可能性が高いです。
他にも風向き 風の強さに、潮の流れ、波が落ちる方向 高くなる方向など、いろいろな要素が加味しますので、一概に言えませんが、一般の人が目安とすれば、こんな所と思います。
もちろん 沿岸部と沖合では、気象条件が異なるので、あてはまらない場合も多々あります。
出港して現場まで向かっても 網入れせずに帰港する事もしばしば。 それだけ、カニ漁は、厳しい自然条件の中で行われています。
漁師さんにとっては、ガニは、ガネ。 高い報酬がないと、危険な目までして、漁に出ないのも分かります。 私は、高い報酬をいただいても とても無理ですが(笑)
【松葉ガニ 解禁まで 残り25日】
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