魚政が主に仕入をする 前浜の 浅茂川港所属の 底引網漁船 大善丸
昔は、4隻 所属していましたが、事故や、後継者問題で、 今は、唯一の底引網船が、大善丸です。
タグが付けだした頃は、3隻の底引網船がいたので、このようなネーミングは、出来ませんでしたが、私がこのネーミングを使うようになり、何回か、テレビ取材もあった位です。
しかし、来年以降は、この市場は、おそらく無くなり、間人市場と合併すると思います。
京都府漁協は、発表もせず、まだ分からないといっていますが、すでに 間人港に 新しい市場を建設中なので、するに決まっています。
当然 大善丸も 間人港の所属になるので、おそらく来年以降は、間人ガニになると思います。
よって 大善ガニのネーミングも 今年が最後になると寂しくなります。
この浜から 発着する姿も見えなくなるかも?
ちなみに、京都府のズワイガニ=間人ガニと 表現している雑誌や、サイトを見かけますが、京都府は、現在 舞鶴市 舞鶴港 5隻 京丹後市 間人港 5隻 京丹後市 浅茂川港 1隻の合計 11隻。
京都府産の証しとして同じ緑色のタグを付けています。
なぜか、舞鶴と網野(浅茂川)は、地名で、間人だけが、たいざガニと表記されています。 本来なら、ここは、間人だけの筈ですが、この辺りから、同じカニなのに、別物のようにされている原因だと思います。
説明がいろいろとややこしいので、船長に 間人ガニにしたらと言っても そこは、網野人( 間人とは、昔は、町が違うので)としての、矜恃ですね。
そんな事は、出来ないと!
だから、私にとっては、大善ガニが、1番の ブランドですと 言いたい所ですが、カニの名にブランドは無く、単なるネーミングなので、1番のご贔屓と言っておきます(笑)
さては、来春は、どうなるでしょうか? 私も常時 間人港のセリに立つことになるのかな?
現在コメントは受け付けておりません